AI時代に勝ち残る子を育てる方法

受験や勉強のやる気等についてのコラム

アクセスいただきありがとうございます。ブログ管理人で塾講師をやっています講師Tと申します。

AI時代に強く生き抜いていける子に育てたいと思ってます。でも、色々な本とかニュース記事を見ても、具体的に何を子供にさせれば良いかわからなくて…。どうすれば良いんですか?

AI時代には今ある仕事のほとんどが消えていくとは言われているけど、じゃあどういう仕事が残っていくの? 子供にどんな職業を目指させたら良いの?

このような不安を抱かれている、子育て真っ最中の保護者様は少なくないのではないでしょうか?

今回はそんなあなたの不安を取り除きます。

この記事を読めば、AI時代に勝ち残る子を育てるためのポイントがわかります。

早慶卒で大手IT企業で業務効率化系の案件(AIではないですが、やっていることは近いです)を手掛けたりした後に、個別指導塾講師/地域の個人塾講師/大手塾講師/大手塾スタッフを経て、様々な小学生を指導し、その成長をサポートしてきた講師Tこと私が解説していきます。

一介の塾講師がAIについて意見を述べるとは何事か!?

とどこかの偉い人から怒られそうですが、

この記事だけは、どうしても書いておきたいと思ったため、自分の立場を一旦抜きにして書かせていただきます。

それができるのが、個人ブロガーという立場の良さですからね。

さて、今回の記事は、以下にある6つの書籍と、2つの記事を参考にして書いていきます。

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』新井紀子著 東洋経済新報社

『「AI失業」前夜――これから5年、職場で起きること』鈴木貴博著 PHP研究所

『AI原論 神の支配と人間の自由』西垣通著 講談社

『ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来』ユヴァル・ノア・ハラリ著 柴田裕之翻訳 河出書房新社

『10年後の仕事図鑑』堀江貴文著 落合陽一著 SBクリエイティブ

『エミール』ジャン・ジャック・ルソー著 今野一雄著 岩波書店

社長は消える、スナックのママは生き残る 収入が劇的に下がる近未来のライフスタイル(孫 泰蔵さん 第3回)」川島 蓉子 日経ビジネス

AIが雇用を変え、働き方を変え、社会を変える “全人口の1割しか働かない未来”の幸福論とは(後編)」井上智洋 日本の人事部

(サムネイル:Bert van den BosによるPixabayからの画像)

AIには心もなく、感情も、一瞬のひらめきもない/今のAIにできるのはデータに基づいた推論だけ

さて、上記に挙げた書籍の人工知能研究者や、各業界の識者たちがおっしゃっていることですが、

AIには心がありません。

心がないということは、AIには他人の気持ちを思いやることや、他の人が「どんなことをすれば喜ぶのか?」といった考えに基づいて、他の人の喜ぶものを自ら作り出すことはできない、ということです。

その代わり、AIは推論が大得意です。一般的に、従来からずっとやってきた学校の勉強や、受験勉強において鍛えられる能力ですね。

ですから、AIは、どこの学校にも一人はいるような、ずば抜けて勉強はできるけれども、全く人の気持ちが読み取れないので変人扱いされている優等生、のようなものです。

もう一度言います。

AIには心がありません。

AI時代に生き残るためのCMHは全て「心」や「精神」に根ざした能力/消える職業も併せて解説

AIがこれからもっともっと世の中に普及していく中で、どんどんと仕事が消滅していきます。今でさえ、銀行の窓口やコンビニのレジ、それから様々な企業の業務プロセスなどは、どんどん自動化され、AI化されていっています。その結果として、企業における正社員が消えていき、結果として、サラリーマンという立場(雇われて働くホワイトカラー)が消滅していく、とまで言われています。

大まかには、決まった事を、決まったようにやる仕事が多いですね。こういった仕事はAIの得意分野なので、AIに勝つことはできません。

そのような世の中で生き残るために、職にありつき、ご飯にありつくために必要な能力は何か?

これはAIに詳しい経済学者で大学教授の井上智洋先生がおっしゃっていることですが、

AI時代に生き残るために必要な能力はCMHの3つの能力である、ということです。

C(Creativity/創造性、ひらめきや面白いものをつくる力)

M(Management/組織や人材をまとめる力)

H(Hospitality/おもてなし力、他人の気持ちを理解し、他人を喜ばせる力)

これらであると言われています。

職業的に有望であると言われているのは、看護師や介護士、医師、研究者、経営者、スポーツ選手、芸術家、カウンセラーといったような職業だと言われています。

職種的には、営業や事業企画、システム開発や、事業開発など、新しいことを考えたり、人との関わりの中で仕事をしていく職種だったりします。

これらは全て、根本的には、いわゆる「心」や「精神」に根ざした力である、ということができます。

つまり、これからの時代に生き抜くためには、「心」や「精神」に根ざした能力を磨いていく必要がある、ということですね。

AI時代における学校の勉強の意味とは?料理で例えると

それでは、これからは学校の勉強なんてしなくて良い、ということになるのでしょうか?

もちろん、そんなことにはなりません。

これは以下の記事でも解説したことですが、

国語力がなければ、まず考えることができません。なんだかんだ言って、自分の頭で考えるときに使うのはまずは国語ですからね。

他にも、理科や社会の知識は現実世界で生きていく上でやくに立ちますし、英語はこれからのグローバル社会を生き抜くための武器になります。数学だって、基礎的な四則演算はもちろん必要ですし、高校数学の線形代数や微分積分を学んでおけば、AIを使ったプログラミングに役立つそうです。詳しくは知りません。

そんなわけで、学校の教育は最低限、不可欠です。少なくとも、中学分野の義務教育の範囲までは、一通り学んでおく価値はありますよね。

学校の教育や受験勉強で得られる従来型の知識と、これからの時代を生き抜くために必要なCMHの心の能力をそれぞれ料理で例えてみます。

料理をするとき、具材と調理器具が必要ですよね。

具材はいわば「将来お子様が置かれる状況の中で解決すべき問題」です。

生きているだけで、様々な問題が出てきますよね。仕事をする中で解決すべき問題や、家族間で解決すべき問題、お金の問題や、人間関係における問題。これらが具材だと思ってください。

そしてそれらを調理する器具に当たる部分が、「学校で学んだこと」や「受験勉強を通して学んだこと」ということになります。

しかし、具材と調理器具だけでは、料理はできませんよね。

料理をするときの調理方法やレシピ、またそれらのレシピを使ったり使わなかったりして実際に料理をするプロセス、これがCMHと呼ばれるAI時代を生き抜くために必要な「心」の能力に当たります。

料理を完成させるには、これら全てが必要になる、ということです。

具材、調理器具、レシピ、全てが必要です。どれが欠けても料理は完成しませんよね。

AI時代に勝ち残る子を育てる方法

それでは、AI時代に勝ち残る子を育てるために、どうやってCMHと呼ばれる「心」の能力を育てていけば良いでしょうか?

結論としては、勉強だけでなく、あなたのお子様を、しっかりと遊ばせることです。

実業家の堀江貴文さんや、教育思想家のルソーも、子供を遊ばせることの重要性を説いています。遊びの中で、自然とCMHの能力が磨かれていくのです。

素敵な絵を描くことだったり、読書をしてそのストーリーの世界観に酔いしれてみたり、美しい音楽を演奏できるようになることだったり、チームスポーツで他のチームメイトを鼓舞してチームを勝利に導くことだったり、自然の中で遊んでいっぱい感動することだったり、友達の誕生日にサプライズを企画して、友達を喜ばせることだったり、対戦ゲームで相手に勝つために戦略を練ったり、YouTubeを観て感動したり、何でも良いのです。

こういった遊びの中で、お子様のCMHの能力は磨かれていきます。

ポイントは、やらされているのでなく、お子様が自発的に、楽しんで、没頭してやる遊びが良い、ということです。

これからは今まで以上に、「遊び」を通して、感性や、ひらめきの力、他の人を思いやる能力、これらを磨いていく必要があるということです。

私が好きな英語のことわざで、

All work and no play makes Jack a dull boy.

勉強ばかりして遊ばないと子供はバカになる/よく学びよく遊べ

というものがありますが、英語圏の賢人は、この事をよく見通していたのですね。

まとめ

今回はAI時代に勝ち残る子を育てる方法について解説しました。

結論としては、よく学び、よく遊べ、でした。

お役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました