アクセスいただきありがとうございます。ブログ管理人の塾長です。
「中学生の息子/娘がいるのだけど、塾の冬期講習って期間も短いし、やる内容も大したことないし、意味ないわよね?」
「中学生の息子/娘がいるんだけど、塾の冬期講習って本当に意味ある?」
「中学生の息子/娘がいるんだけど、塾の冬期講習の意味がいまいちわからない。冬期講習の意味を具体的に教えて欲しい」
こういった思いを抱かれている中学生の保護者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回はそんな思いに応えます。
この記事を読めば、中学生の塾の冬期講習の意味があるかないか、塾代を安くするコツと合わせてわかります。
今回の記事も、東大教授で脳科学者の池谷裕二先生が書かれた『受験脳の作り方 脳科学で考える効率的学習法』の理論を一部ベースにして記事を書いています。池谷先生ありがとうございます。
冬期講習は意味ない?意味ある?中1と中2の場合の高校受験に向けた意味
中学生の塾の冬期講習は、確かに期間も短いですし、意味がなさそうに思えます。しかし、塾側としてはきちんと意味があるので冬期講習を開催しているのです。
中1の冬期講習は、2学期にやった内容の復習と、3学期以降にやる内容の予習もします。ですから、2学期にやった学習内容の苦手を潰すためにも、3学期以降に学習する単元を先に手をつけておいて、3学期以降の学習をスムーズに進めるためにも、冬期講習には意味があるわけです。
また、中1の冬期講習でやる復習の内容は、学校の内容よりも発展的な内容の問題を出すので、高校入試対策にうってつけです。
中2の冬期講習は、大手塾の場合であれば、中2の3学期の内容までを冬期講習の期間中に終わらせてしまい、後半からは中3の内容の予習に入ることも多いです。ですから、中2の冬期講習に出ないと、中2の内容に取りこぼしが出ることになるかもしれません。
また、中3の予習の内容は、3学期に入ってから、もう一度塾で学習することもないかもしれませんから、そこも落とすことはできないわけです。
また、中1の冬期講習の場合と同じで、中2の復習の内容は発展的な内容が含まれていますから、高校入試対策になります。高校入試対策としての中2の後半の学習内容は、中2の冬期講習で実施するのがはじめてですから、難関高校入試を考えている方であれば、冬期講習を受ける意味は大きいわけです。
つまり、中1、中2の冬期講習は、期間も短くて、意味もないように感じますが、実は非常に重要な意味がある、というわけです。
中3の塾の冬期講習だけは高校受験対策にかなり意味があるので受講すべき/その理由とは?
中3の塾の冬期講習は、難関高校受験を考えているお子様であれば、受講は必須といっていいです。
中3の塾の冬期講習は、入試直前に一度まとまって苦手分野を復習できる最後のチャンスです。冬期講習を終えると、学校に行きつつ過去問演習をするくらいの時間しかないですから、冬期講習で、最後のおさらいをして、万全の状態で、入試直前期間を迎えるべきなのです。
また、中3の冬期講習は、塾に通われていない方にとっては、塾に通うラストチャンスでもあります。中3の冬期講習から塾に行ってみて、過去問の演習や、受験指導を受けてみるのは、あなたの受験生のお子様にとって、高校受験に向けたメリットはとても大きいです。
そんなわけで、どの学年であっても、中学生の塾の冬期講習にはきちんとしたメリットがあるわけです。
冬期講習を受けてみたい、と思われた方は、以下の2つの記事をご覧になって塾選びのコツを確かめた上で塾を選んでみてくださいね。
中学生の冬期講習の塾代/費用を安くするコツ
冬期講習を安く受けるには、塾のキャンペーン等を利用するか、あるいはお友達の紹介制度を利用しましょう。各塾によって、色々なキャンペーンをやっていると思いますから、遠慮せずに塾にお問い合わせされてみて、確認してみましょう。意外と安く冬期講習を受講できるかもしれません。
まとめ
今回は中学生の塾の冬期講習は意味があるのかどうか解説しました。
結論としては、中学生の塾の冬期講習は、中1、中2はそれまでの学習内容の復習の意味が大きく、中3であれば入試直前にまとまって時間をとって復習して苦手を潰すラストチャンスという意味がそれぞれある、でした。
お役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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